学部・コース

歴史学部

歴史学科日本史コース/東洋史コース/西洋史コース

 歴史学科は2010年4月、歴史文化学科とともに、日本で初めての歴史学部を構成する学科として開設されました。かつての文学部史学科で培われた伝統と蓄積を踏まえ、直接には、文学部人文学科の歴史系コースを、発展的に改組したものです。
 それでは、歴史学とは、そもそもどのような学問でしょう。たとえを挙げてみましょう。今年(2018年)6月12日、シンガポールで、初の米朝首脳会談が開かれ、新聞やテレビなどは、これを「歴史的」な事件と報じました。この場合の「歴史的」とは、すなわち、過去70年間以上にわたる、朝鮮半島をめぐる、南北朝鮮、旧ソ連、中国、アメリカ、日本など諸国間の複雑な交渉と情勢の推移を指したものです。それを踏まえずに、金委員長とトランプ大統領とが会談したというだけでは、よくある出来事の一つ、にしかなりません。
 つまり、ある事件が起こり、それがさらに未来に影響を及ぼしてゆく状況を洞察するには、その事態の背景を、過去にさかのぼって理解するほかないわけです。私たちが考える歴史学とは、そのような意味で、現在を知り、未来を図るための学問です。

歴史文化学科考古学・地理学コース/民俗学・文化人類学コース/芸術文化コース/京都学コース

 歴史学科が主に文献史料を用いて歴史を明らかにしてゆくのに対して、歴史文化学科では、考古遺物・古地図・地理的環境・民俗行事や祭礼・伝説や神話・能狂言・歌舞伎・仏教美術など、文献に残されなかった資史料をフルに活用して歴史を探ります。本学科のもっとも大きな魅力、それは座学に加えて野外調査、すなわちフィールドワークをとても重視することです。フィールドワークは「歩く・見る・聞く・考える・感じる」と表現されることがあります。つまり、自分の足で歩き、さまざまなものを見て、地元の方々からお話を聞き、自分の頭で考え、そして感性に訴えかける行為なのです。これは、ある意味では苦しい経験であることもありますが、ほかでは決して得られない達成感があり、また貴重な体験となること間違いなしです。
歴史文化学科の学生諸君は、4年間の間に少なくとも一度はフィールドワークを経験してほしいと思います。

TEL : (075)491-0239
受付時間 9:00~17:00(13:00~14:00を除く。木・日・祝日休み)
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