インドにおいて釈尊(ゴータマ・ブッダ)によって開かれた仏教。この思想と、法然上人によって開かれた浄土宗の思想を中心に、経典などの文献や、美術・芸能・文学作品などを通して、仏教の思想や歴史、文化現象を学びます。
仏教の変容のあり方を探る
仏教が、時代の変遷や風土・文化の違う地域を通過することでどのように変容したのか、変わらない要素は何か。これらの問いを、文献の読解を中心として研究していきます。
仏教の影響を受けた文化現象を学ぶ
仏教は伝来した地域に住む人々の精神文化に大きな影響を与え、それが思想・美術・文学として発展していきました。それら仏教に関わる多様な文化現象も研究の対象としています。
文献読解に必要な語学、歴史知識を習得
浄土・仏教コースでは、仏教や浄土宗の文献をじっくりと読解することにより研究を進めます。そのために必要となる語学や歴史などの基礎知識を得るための講義を用意しています。
絵画や彫刻といった視覚的な資料を活用
仏教文化コースでは、文献だけでなく、彫刻や絵画も研究資料となります。美術作品としてではなく、仏教思想との関わりから鑑賞するための知識を身につけます。
浄土・仏教コース
アジア諸国でさまざまに展開した仏教の思想や、浄土宗の教えの思想と歴史を研究。経典などの文献読解を中心に仏教の根本思想を学びます。
仏教文化コース
伝来した地域の思想や芸術に影響を与え、発展を促してきた仏教に関わる文化現象を、思想史、美術史、書誌学などに基づき研究します。
浄土学の基礎
インド大乗仏教から生まれた浄土教思想を思想史的な流れの上に捉え、その教えや歴史、古来の思想家たちの考えについて学びます。
仏教学研究(初期・部派)
仏教教団が成立した背景とその発展の歴史を把握したうえで、戒律に関する聖典「律蔵」の意義、目的、機能などの理解をめざします。
※「PICK UP科目」の情報は2021年度のものです。2022年度は変更になる場合があります。
【教員免許状】
【資格】
年齢別在学者数
2021年5月1日現在
エリア別在学者数
北海道 | 4名(1.6%) |
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東北 | 13名(5.1%) |
関東・甲信越 | 71名(27.6%) |
北陸・東海 | 31名(12.1%) |
近畿 | 97名(37.7%) |
中国 | 11名(4.3%) |
四国 | 6名(2.3%) |
九州・沖縄 | 24名(9.3%) |
2021年5月1日現在
入学した理由(抜粋)