特別支援学校の教員を目指して

専門的に学びたいと決意

私は、高校卒業後に大学へ進学し、中学・高校の教員免許状を取得しました。その後、幼稚園や小・中学校で、先生の仕事をサポートするスクールサポーターとして働いていました。その際、特別支援学級の生徒と関わることが多かったのですが、私は専門的に勉強したことが無かったため、対応は手探り状態に。日を追うごとにきちんと勉強したいという思いが募り、佛教大学の通信教育課程で学び直すことを決意しました。

たくさんの刺激がもらえたスクーリングでの学び

大学で先生から直接指導を受けられるスクーリングでは、それまでスクールサポーターの仕事をしながら抱えていた疑問や不安が一つずつ解消できていくのを実感しました。また、先生方は自らの教員経験を踏まえて指導してくださり、専門知識はもちろん、現場で役立つ実践的なスキルやノウハウも養うことができました。特に学びたかった特別支援学級の子供たちの接し方については、さまざまなアプローチの仕方を習得できました。丁寧な指導で、きちんと理解が深められたことがうれしかったです。
また、先生方には授業中はもちろん、時間外でも質問に答えていただくなど手厚くサポートしていただけました。テキストを読むだけでは分からなかったことやその授業でもっと深く知りたいと思ったことなどを尋ねることができ、教育実習の前にも事前指導をしっかりとしてくださり、安心して実習に臨むことができました。
大学卒業してすぐの方から、私のような社会人経験者、さらには実際に現役で教員として働いている方まで、さまざまな人との出会いがあり、たくさんの刺激をもらえました。励まし合える仲間の存在は、モチベーションを高く保つ上で大切な支えになったように思います。

やればできる！大きな自信が得られた

3年間佛教大学で学び、念願だった小学校と特別支援学校の教員免許状を取得し、現在は奈良県内の小学校に勤めています。夢が叶って嬉しいですし、やればできる！ という大きな自信も得られました。これからは子どもたち一人ひとりに寄り添い、どうすればその子らしく生きていけるのかを考え、サポートしていきたいと思います。また、特別な支援を必要としている子どもたちが、一般学級の子どもたちと隔たりなく一緒に学校生活を送れる環境も整えていきたいです。