家庭も仕事もあるなかで教員になる夢に挑戦

課程本科/在学生
中学校1種「社会」免許状取得課程
高等学校1種「地理歴史」「公民」免許状取得課程
京都府在住

背中を押してくれた佛大通信出身の先生たち

学生時代にハンドボールの選手をしていたので、企業に勤務する一方で、地元自治体から社会体育指導員の委託を受けて、子どもたちにハンドボールを教えていました。教える中で、子どもたちが理解できるように伝えることができているか、伝える技術を磨く必要があるのではないかという思いが強くなってきました。また、学生時代に教職に関心があったこともあり、子どもたちの成長を見守り、目標達成を共に喜ぶ教員になりたいという思いが湧き上がってきました。
とはいえ、社会人として家庭も仕事もあり、なかなか決断することができませんでした。すると、ハンドボールのつながりから、仕事と学業を両立して佛大通信で教員免許を取得された方がいることを知り、進学を薦められました。佛大通信のことはもともと知っていたのですが、改めて調べてみると、働きながら効率よく学んで教員免許状の取得がめざせること、「通信で教員になるなら佛大」という言葉もよく聞いていたので、入学を決断しました。

学びを深めることで増えていく「知識の引き出し」

入学後はテキスト学習やリポート作成に慣れるまでは時間を要しました。厳しい評価のリポートに戸惑いつつ、一つひとつ理解して次のリポートに反映させていきました。また、リポート執筆に活かせる重要箇所をピックアップしながらテキストを読み進めるなど、自分なりに学び方を工夫しました。会社で多数のタスクを効率よく実行して生産性を高め、成果につなげる経験が学びにも活かされたのかもしれません。
私は社会科教員をめざしているので、教科に関連する歴史系の科目も履修しますが、単に歴史の出来事を学ぶだけではない奥深さを感じています。例えば戦国時代のヒト・モノ・カネの価値、武将が家を繁栄させるためのやりくりは、現代の経済や経営に通じるものがあります。こうして考察を深めることで自分の知識の引き出しが増えていくことが楽しいです。
教員になる夢にむかってスタートをきるには時間がかかってしまったかもしれませんが、スクーリング(面接授業)では私より年上の方もおられ、学ぶ姿に刺激を受けました。将来は社会人経験と教育的観点と融合させ、教員というよりは「先に生きてきた人」として知っていることを生徒に伝えて寄り添っていきたいです。伝える・伝わる技術も佛大通信の学びによって身についてきたのではと感じています。

(2024.12)

あなたに合った入学コースが分かる!カンタン入学診断
通信教育クロストーク
TEL : (075)491-0239
受付時間 10:00~17:00(13:00~14:00を除く。木・日・祝日休み)
ページトップ