高校卒業後に進学した大学で保育士の資格を取得しましたが、学習支援員として小学校に勤務するようになってから、小学校の教員免許状を取得すればよかったという、後悔の思いがありました。先生や児童と接する中で「先生になりたい」という気持ちがますます強くなり、教員免許状を取得することを決意。佛大通信に入学しました。周囲に佛大通信で教員免許状を取得された先生がいたことも大きかったです。
入学後は自宅学習に慣れるために、身近な学習支援関連の科目から履修をスタート。学びを通じて、先生の存在や役割、指導内容の意義を理解でき、児童への声かけひとつにも心を配るなど、日々の学習支援活動も深化したと実感しています。
テキスト履修では、できるだけ多くの関連書籍も読むようにしています。リポートの質が高まり、次に履修する科目につながる横断的な知識の獲得が叶うからです。
学習と共に、私は学友会(学生組織)の活動も大切にしています。入学時に学友会が開催する集まりに参加し、先輩から学び方のコツなどを教えていただいたことで、安心して自宅学習を進めることができたからです。現在は学友会滋賀支部の支部長として、学習サポートや情報交換の会を開き、自分の履修体験などを伝えています。以前の私は何事も受け身でしたが、今は自分から進んで物事に取り組むようになりました。この変化は、佛大通信で自ら学ぶ中での相乗効果かもしれません。少し遠回りしたかもしれませんが、佛大通信で、強い意志を持って学習に向き合う機会を得られました。
今後の学びは専門性が増すとともに、教育実習も控えています。しっかりと取り組み、子どもが自然に寄ってきてくれるような小学校の先生になりたいです。