子どもたちを支えるために、教育を根幹から理解

教育学部/卒業生
教育学部教育学科
和歌山県在住

「教育とは何か」の答えを求め、教育学で有名な佛大通信へ

幼稚園教諭を務めた後、数年前から学習支援員として小学校の特別支援に携わっています。幼稚園とはまったく異なる小学校教育の現場を知り、さまざまな子どもたちと関わるうちに、「教育とは何か?」「自分の考えは間違っていないか?」という疑問が湧き始めました。あらためて教育を学びたいと考え、教員の間でもよく知られている佛大通信の3年次に編入学を決めました。
テキスト履修では、設題に応じたリポートを提出しますが、その際は指定されたテキストはもちろん、先生方の著書や参考文献もしっかり読んでから作成するようにしました。ただ、これらの書籍を読み込むのには時間が必要です。在学中はどこに行くにもテキストを持ち歩いて、少しでも時間があれば読み進め、先生が何を学ばせようとしているのかなど、深く考えるように心がけていました。休日は家の用事を済ませた後は勉強時間。1日の大半を勉強時間として確保して、一つずつ丁寧に取り組みました。
テキスト履修は孤独ですが、自分自身と対話する機会にもなり、自分への挑戦のような気持ちもあったと思います。また、リポートは教育の第一線を知る先生方に指導いただくことができ、リポートの講評がとても励みになったことを覚えています。

これからも教材を読み返し、学びを積み上げていきたい

今、佛大通信で学んだことは私を支える教育的根拠になっており、会議などでも他の先生方と同じ土俵に立って意見を出せるようになりました。卒業はしましたが、学びは終わりではありません。学びを積み上げていきたいので、テキストは今後も何度も読み返すと思います。
これからも子どもたちの可能性を信じ、子どもたちの心からの笑顔のために、熱意を忘れずに応援していきたいと考えています。

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