看護師をしている母の影響もあって介護福祉士という仕事に興味を持ちました。専門学校で勉強をするうちに、もっと福祉について知りたいと思うようになったとき、佛大通信を知り、「これは行くしかない!」と卒業後に3年次編入学しました。
専門学校では、高齢者との関わり方や介助方法など、資格取得のための知識やスキルの習得が中心でした。でも、大学で学ぶ社会福祉は全然違います。倫理観や考え方を問われるような学びもあり、ずっと奥が深いと感じました。例えば、社会福祉士には倫理綱領があり、それを基に判断する必要があります。専門職として責任ある判断をするには、自分の価値観に左右されてはいけないと気づき、ハッとさせられました。
スクーリングはオンライン開講、対面開講どちらの科目も受講しました。特に対面でのスクーリングでは意見交換の場が多くあり、育休中の人や年配の人、福祉とは関係のない職業の人など、さまざまな観点からの意見を聞くことができて、おもしろかったです。休み時間にはリポートのコツや、勉強の進み具合を聞くなど情報交換をしながら、楽しく過ごすことができました。学友の話を聞くことで、「私ももっと、頑張らなくては」とアクセルを踏むことができました。
編入学した当初は最短の2年での卒業を目標にしていましたが、今は考えが変わりました。将来の選択肢を広げるために社会福祉士の資格取得をめざしながら、自分の納得がいくようにじっくり学んで、3年かけて卒業しようと考えています。自分が勉強したいときに自分のペースで学びを進められるのも佛大通信の魅力です。