英米文学の奥深い魅力に触れた授業の数々

「学士」取得を目標に慣れない課題に奮闘

余裕を持てる時間ができるようになり、ずっと好きだった英語を大学で学んでみたいとの思いが芽生えました。短期大学の通信教育で学んでから、やはり「学士」を取得したいと考え、４年制大学への入学を決意しました。入学説明会に行った際、佛大通信は学部学科が豊富で、私が興味を持っていた英米文学を学べると知り、３年次編入学を決めました。
勉強し始めた頃は、正解のない課題について論じるという、今まで経験したことのない学習スタイルに戸惑いましたが、これこそが大学ならではの学びなのだと徐々に面白さを感じられるようになりました。内容の濃いリポートを書くために、たくさんの資料を読み込み、いろいろな角度から物事を考えて文章にまとめるのは、とても大変な作業でした。でも、自分が精一杯勉強した成果を見てもらいたいという思いで、懸命に取り組みました。今、卒業まで後悔のないほど全力で勉強をやり切ったという気持ちでいっぱいです。

学び始めるタイミングに年齢は関係ないと実感

スクーリングでは、深い知識を持つ先生方の話を聞くのが何よりの楽しみ。授業で英米の古典文学を原書で読み、作品の背景などを先生に解説してもらうことで、新たな視点で作品に触れることができ、文学の奥深さを感じられました。授業の合間には学食や図書館に行くなど、大学生活の雰囲気を味わえたのもうれしかったです。
実際に大学で勉強してみて実感したのは、年齢は関係なく、学びたいと思った時がベストな学習のタイミングということ。迷っている人がいるなら、ぜひ挑戦してほしいですね。
無事に卒業でき、在学生を支援する「学習サポーター」を務めることになりました。自身の経験をもとに、在学生にアドバイスができればと思っています。