2019年6月8日･9日 西北海道支部教科学習会

6月8日（土）9日（日）は、札幌で西北海道支部の教科学習会を開催しました。

参加者は学生6名、卒業生や学習サポーター3名の計9名です。

社会学部現代社会学科の大貫挙学先生に、ジェンダーとセクシュアリティについてご講義いただき、特に以下の3点について学びました。

　(1)人間を男性/女性の二つに分けるのは社会通念であり、性差は社会的に作られたものである。

　(2)男女の差別意識からDVが起こる場合がある。

　(3)異性愛を常識とすることにより同性愛者への偏見・差別が生まれる。

社会学の研究は常識を疑うことから始まるとのことですが、今回の講義で、常識から距離を置いて社会を見ることにより、性差別など現代社会の課題が見えてくることがわかりました。

新たな気づきを与えられ、有意義な学習会となりました。