「学部(本科)」は、大学の卒業(「学士」学位の取得)を目指す課程です。また、卒業に必要な科目を修得すると同時に、「免許・資格課程登録」を行ない教員免許状や資格に必要な科目も合わせて修得することによって、卒業と同時に教員免許状や資格を取得することが可能です(取得できる教員免許状や資格は所属する学科により異なります)。
「課程本科」は、日本の大学もしくは短期大学卒業者が、教員免許状や資格を取得するために必要な科目のみを修得し修了(取得)する課程です。取得を希望する教員免許状の種類や資格によって、当該課程に入学するための基礎資格が異なります。また、同時に複数の課程には入学できません。
「科目履修コース」は、科目等履修生として、教員免許状、資格取得や大学改革支援・学位授与機構で学位を取得するために、各自が修得したい科目のみを登録・履修する課程です。登録できるのはいずれか1課程(教員免許状課程は1免許状、資格課程は1資格)のみです。「教育実習」「介護等体験」「教職実践演習」「社会福祉総合実習」にかかる科目の開講はありません。修業年限は1年で、登録できる単位数の上限はテキスト履修科目20科目まで、もしくは総単位数44単位です。1年間で登録した科目を履修できなかった場合は、所定の期間に手続きをすることによって1年ごとに最長3年まで在籍を延長することができます。
※本学通信教育課程では、これらのほかに、「大学院(修士課程・博士後期課程)」、「本科入学資格コース」(学部(本科)への入学資格を得るための課程)を開設しています。
本学通信教育課程の「学部(本科)」は大学通信教育設置基準に基づく正規の大学教育課程です。履修方法が異なるだけで、所定の単位を修得して卒業すれば「学士」の学位が得られ、通学課程と同じ佛教大学の「卒業証書」が授与されます。
※各種証明書については証明発行元として「通信教育課程」と記載されます。
※JRなどの学割証の交付や定期券を買うための通学証明書の交付において、通学課程の学生と取り扱いが異なる点もあります。
現在、在籍されている学生の方の約半数が何らかの職業に従事している方々です。仕事から帰った深夜や家事の合間など、自分で時間を調整して学習に励んでおられます。
佛教大学通信教育課程には、全国から学生が集まっています。学習支援システム「B-net」を使用することで、インターネット環境があれば、仕事や家事の合間、外出先でも学ぶことができます。また、2022年度より、オンラインスクーリングを導入したことで、これまでよりもさらに少ない負担で効率よく学ぶことができるようになりました(開講形態は科目によって異なります)。
学習支援の一環として、全国各地に「学習サポーター」を配置し、定期的に「学習会」を行なっています(実施回数等は地域により異なります)。学習サポーターは本学通信教育課程の卒業生であり、通信教育で学んだ先輩として質問・相談に応じてくれます。また、これ以外にも、さまざまなサポート体制を整えています。くわしくはこちらをご覧ください。
「学部(本科)」を最短履修期間で卒業することは難しいようですが、「学部(本科)」1回生入学者の約10%位の方が4年で卒業されています。また、仕事や家庭の事情を乗り越えながら最短4年間のところを5年、6年、7年をかけて目的を達成される方も多いようです。毎年250人近い方が卒業されている現実もありますので、恐れずにチャレンジしてください。
修得単位数や成績に関係なく、学年は自動的に上がっていきます。また、現在、学業不振者に対する早期退学措置(通知退学)はありません。
下表を参照してください。
課程 | 修業年限 | 最長在学期間 | 休学可能年数 | 最長在籍期間 |
---|---|---|---|---|
学部(本科) 1年次入学 |
4年 | 8年 | 4年 | 12年 |
学部(本科) 2年次編入学 |
3年 | 7年 | 4年 | 11年 |
学部(本科) 3年次編入学 |
2年 | 6年 | 4年 | 10年 |
課程本科 修業年限1年の課程 |
1年 | 6年 | 4年 | 10年 |
課程本科 修業年限2年の課程 |
2年 | 6年 | 4年 | 10年 |
科目履修コース | 1年 | 3年 | 休学不可 | 3年 |
本科入学資格コース | 1年 | 4年 | 休学不可 | 4年 |
(備考)
大学院を除いて、入学試験はありません。書類選考によって合否の判定をいたします。
※大学院の入学選考についてはこちらを参照願います。
「学部(本科)」では、学科ごとに入学定員が定められています。こちらをご覧ください。
「学部(本科)」「課程本科」「大学院」の課程の方については、学生証を提示すれば映画の割引は可能です。
JRなどの割引については、本学関係行事(スクーリング受講など)で片道が100kmを超える場合のみの利用となります。私的な旅行等については使用できません。
入学後、「学部(本科)」生の方で、卒業後初めて就職される方に対して、本学の進路就職課が就職相談等を行っています。利用にあたっては、進路就職課での手続きが必要です。
「課程本科」生については、事務取扱時間内に進路就職課に来られた場合に限り、資料の閲覧は可能です。
なお、転職、パート、アルバイトの紹介はしておりません。
「学部(本科)」生で、転籍試験の受験資格があれば、通学課程の希望する学科(保健医療技術学部を除く)に、志願可能です。この試験に合格すれば2回生もしくは3回生に、転籍することができます。転籍試験の受験資格については、入学後にご確認ください。
ありません。
あります。「学部(本科)」の入学時期が前期・後期の二度ありますので、卒業式もそれぞれに合わせて3月と9月の2回行います。
必ず受講しなければなりません(科目履修コースにおいてスクーリング履修科目を登録・履修しない場合は除く)。スクーリングに関するその他の疑問はこちらを参照してください。
教員免許状を取得するには、最終学歴や出身大学で修得済みの単位などによって様々な方法があります。
こちらを参照してください。
「学部(本科)」では、入学後、「免許・資格課程登録」を行い所定の単位を修得することで、大学卒業資格とあわせて、卒業と同時に教員免許状や資格を取得することが可能です(別途登録費が必要です)。
取得可能な資格についてはこちらを、「免許・資格課程登録」に関する費用はこちら(学費、諸経費一覧)をご覧ください。
前期入学であれば入学年の4月1日、後期入学であれば10月1日時点で18歳以上であれば年齢制限はありません。
教員の採用や教育実習の受け入れに年齢制限を設けている都道府県があります。事前に教育委員会や実習希望校(園)で確認しておかれることが必要です。
可能です。本学の設置法人は、浄土宗を母体とした学校法人佛教教育学園ですが、宗教宗派によって入学が制限されるようなことはありません。
できません。本学からの送付物は、すべて日本国内のみへの発送となります。海外に在住されている場合は、日本国内にお住まいの方(家族や親戚の方など)の住所を登録し、その方からご本人のお手元(海外)に送付していただくことができれば、学習することが可能です。ただし、海外在住であっても、すべて国内在住者と同様の取り扱いになります。書類提出期限の延長などといった特別な配慮はありませんのでご留意ください。
3年次編入学者は、他大学での修得単位数にかかわらず基礎教育科目2単位、共通教育科目40(36)単位、専門教育科目の関連科目2の系列で20単位を一律認定します。
※( )表記は中国学科についてのみとなります。
「科目履修コース」は教員免許状取得希望者以外に、資格(図書館司書や学校図書館司書教諭など)を取得すること、「学部(本科)」の開講科目の一部を履修することや大学改革支援・学位授与機構で学位を取得することを目的として入学することが可能です。
学校教育法に定める短期大学・大学・大学院に在籍されている方は二重学籍となるため入学出来ません。
また、本学通信教育課程においても、入学出来るのは1専攻、1学科・コースもしくは1課程のみとなり、同時に2つ以上の学籍を持つことはできません。
くわしくは下表を参照してください。
<二重学籍確認表>
他大学の学籍 ※1 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
正科生 ※2 | 本学の「課程本科」相当の課程 | 科目等履修生 | 聴講生 | 特修生 | ||
本 学 の 学 籍 |
大学院 ※3 |
× | × | ○ | ○ | - |
学部(本科) ※3 |
× | × | ○ | ○ | - | |
課程本科 ※3 |
× | × | ○ | ○ | - | |
科目履修コース ※4 |
○ | ○ | ○ | ○ | - | |
本科入学資格コース ※4 |
- | - | - | ○ | ○ |
表中の「×」の部分は、同時に在籍することを禁止します。
本学の通信教育課程内で、同時に複数の学籍を持つことはできません。
本表において本学の通学課程(全日制)の学生は、該当しません。
入学可能です。
大学編入学資格があるかどうかについては、直接、卒業された専門学校に問い合わせください。該当する場合、専門学校で専攻された領域に関わらず、「学部(本科)」のどの学科にでも3年次編入学の志願が可能です。
編入学の条件は、「大学入学有資格者で(例えば高等学校卒業など)、文部科学大臣の定めた基準(修業年限2年以上。課程の修了に必要な総授業時数1700時間以上)を満たす専修学校の専門課程(専門学校)を卒業された方」となります。
また、志願にあたっては高等学校もしくは専修学校高等課程発行の「調査書」または「卒業証明書」、専修学校発行の「卒業(修了)証明書」と「成績証明書」および「編入学資格証明書」(本学所定様式)が必要となります。
「本科入学資格コース」修了後であれば、「学部(本科)」に志願することが可能です。
●「本科入学資格コース」は、佛教大学通信教育課程の「学部(本科)」への入学志願資格を取得するコースです。「学部(本科)」入学後、このコースで修得した単位は、卒業単位として認定されます。ただし、他大学への入学資格が得られるわけではありませんのでご注意ください。
なお、文部科学省が実施している「高等学校卒業程度認定試験」に合格されますと、本学含め希望する国・公・私立のどの大学・短期大学・専門学校でも受験することが可能です。
入学資格の基礎となる学歴の「卒業証明書」と「成績証明書」が必要です。
※出願される課程により、必要となる証明書類は異なります。くわしくは『入学要項』を確認してください。
出願可能です。なお、見込証明書で出願された場合、卒業後に「卒業証明書」および「成績証明書」の提出が必要になります。
入学手続きされる日より3ヶ月以内の証明書が必要です。
不要です。ただし、出願時に「心身に関する申告」項目の入力が必要です。
必要です。
本学通信教育課程に現在在籍中または過去に在籍されていた方が、本学通信教育課程の「学部(本科)」または「課程本科」に出願される場合は、本学通信教育課程に在籍していた分の証明書類の提出を免除いたします。ただし、本学通信教育課程以外で大学などを卒業あるいは離籍し、本学に入学されていた場合は、当該出身大学などの証明書類の提出が再度必要となりますのでご留意ください。
●本学の通学課程出身者は、通学課程の証明書類の提出が必要ですのでご注意ください。
●在籍時(証明書に記載される氏名、本籍地)と現在の氏名、本籍地が異なる場合は、新旧氏名が記載された改氏名を証明する書類、本籍地の移動を証明する書類(戸籍抄本等)の提出が必要です。
本学通信教育課程の「大学院」「学部(本科)」「課程本科」を離籍(卒業・修了・退学)後、間をあけずに、本学通信教育課程「学部(本科)」「課程本科」に入学される場合は、「継続入学」が適用され、入学必要経費のうち、一部入学金・編入学料・学友会入会金が免除されます。また入学手続き時の証明書の提出も不要になります。
くわしくは『入学要項』を参照してください。
こちら(学費・諸経費一覧)をご覧ください。
こちら(学費・諸経費一覧)をご覧ください。
こちら(学費・諸経費一覧)をご覧ください。
こちら(学費・諸経費一覧)をご覧ください。
こちら(学費・諸経費一覧)をご覧ください。
こちら(学費・諸経費一覧)をご覧ください。
こちら(学費・諸経費一覧)をご覧ください。
学費を分割して納入することはできません。
学部(本科)・課程本科に入学された方は、2年目以降の学費については学費ローンの制度が利用できます。
なお、スクーリング履修費については、受講申し込みごとの徴収となるため、全額を一度に納めるわけではありません。
あります。ただし、主に「学部(本科)」生を対象としています。くわしくはこちらをご覧ください。
可能です。ただし、「学部(本科)」生と「課程本科」生及び「大学院」生を対象としています。詳細につきましては、入学後、通信学生課に問い合わせください。
給付金(教育訓練給付制度)の対象にはなりません。