佛大通信大学院入試要項2020HP用(訂正済)
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34博士後期課程●2年次(1)1年次に提出した「研究報告論文」をもとに、より新しい考え方やより高度で深慮に富む学識の習得を目指し、引き続き研究指導を受けます。(2)研究の進展に応じて、「歴史学研究指導演習Ⅱ」のスクーリングを1月までに全て受講し、指導教員の面接指導を受けます。以降、指導に基づき研究を進めます。(3)論文中間発表会が開催されます(年2回)。1年次と同様に、指導教員の指導を受けて、2回ともに出席し、最低1回、研究成果の発表を行います。そして発表会で得た批評を再考し、さらなる研究を展開します。(4)1月末までに、2年次の研究成果を「研究報告論文」(40,000字程度)にまとめ、事務局に提出します。(5)「歴史学研究指導演習Ⅱ」のスクーリングの受講と「研究報告論文」により「歴史学研究指導演習Ⅱ」の成績評価が行われ、合格すれば2単位を得ることができ、3年次の「歴史学研究指導演習Ⅲ」の履修に進むことができます。もしも不合格であった場合、3年次に「歴史学研究指導演習Ⅱ」を再履修することになり、1年間の在学延長が確定します。●3年次(1)1年次および2年次に提出した「研究報告論文」をもとに、引き続き研究指導を受けます。(2)研究の進展に応じて、「歴史学研究指導演習Ⅲ」のスクーリングを全て受講し、指導教員の面接指導を受けます。以降、11月末までに「博士の学位請求論文」(120,000字程度)の提出を目指して、研究を進展させます。(3)論文中間発表会が開催されます(年2回)。指導教員の指導を受けて研究成果の発表を行います。そして発表会で得た批評を再考し、「博士の学位請求論文」として仕上げていきます。(4)指導教員の承認を得て、11月末までに、「博士の学位請求論文」を事務局に提出し、審査を受けます。(5)1〜2月に審査員3名(主査1名・副査2名)の口頭試問による最終試験を受けます。(6)審査員の論文審査の結果報告に基づき、研究科教授会で「博士の学位」授与の可否が審議、判定されます。その結果「可」と判定されれば、課程修了となります。なお、同時に「歴史学研究指導演習Ⅲ」も合格となり2単位を修得することができます。「否」と判定された場合は、その判定内容をもとに、指導教員のさらなる指導を受けて研究を再開し、翌年度以降「博士の学位請求論文」を再提出し、課程修了を目指すことになります。●補足規定のスクーリング(面接指導)以外に、随時、面接指導やE-mail等を利用した指導を受けることができます。

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