佛大通信大学院入試要項2020HP用(訂正済)
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33博士後期課程授業の履修方法について博士後期課程の授業は、スクーリング履修(面接授業)とメディア履修(メディアを利用して行う授業。E-mail等の情報通信技術を利用して授業・論文指導を展開する)を併用する授業で、これを「スクーリング・メディア履修(SI履修)」と称します。履修方法は、スクーリングの受講と、年2回開催する論文中間発表会への出席と最低1回の研究発表が必要となります。そして各在学年の1月末までに「研究報告論文」(40,000字程度)を提出し、この成果により評価されます。授業科目の履修について必修科目「歴史学研究指導演習Ⅰ」・「歴史学研究指導演習Ⅱ」・「歴史学研究指導演習Ⅲ」の3科目6単位を履修します。1年次に「歴史学研究指導演習Ⅰ」、2年次に「歴史学研究指導演習Ⅱ」、3年次に「歴史学研究指導演習Ⅲ」と3年間にわたり段階的に履修しなければなりません。「博士の学位請求論文」の作成について「博士の学位請求論文」(120,000字程度)を、3年間で作成することを基本としています。以下に年次別のスケジュールを記します。なお、3年間で「博士の学位請求論文」を作成することが困難な場合、在学は最長6年間(休学を含まず)可能ですので、各自のおかれている状況に応じて、この期間で「博士の学位請求論文」の作成計画を立てることも必要になります。●1年次(1)修士課程で習得した学識と成果をもとに、各自が研究テーマを設定して「研究計画書(案)」を作成し、所定の時期(入学手続時に指示)に事務局に提出します。(2)提出された「研究計画書(案)」に基づき指導教員が決定します。(3)「歴史学研究指導演習Ⅰ」のスクーリングを受講し、指導教員の面接指導を受けて、より確かな「研究計画書」を策定します。以降、この計画書に基づいてスクーリングを1月までに全て受講し、指導教員の研究指導を受けます。(4)論文中間発表会が開催されます(年2回)。指導教員の指導を受けて、2回ともに出席し、最低1回、研究成果の発表を行います。この発表会には、指導を担当する教員全員と博士後期課程に在籍する通学課程、通信教育課程の大学院生全員が出席し、相互に質疑応答を行います。この場で得た批評を再考し、さらなる研究を展開します。(5)1月末までに、1年間の研究成果を「研究報告論文」(40,000字程度)にまとめ、事務局に提出します。(6)「歴史学研究指導演習Ⅰ」のスクーリングの受講と「研究報告論文」により「歴史学研究指導演習Ⅰ」の成績評価が行われ、合格すれば2単位を得ることができ、2年次の「歴史学研究指導演習Ⅱ」の履修に進むことができます。もしも不合格であった場合、2年次に「歴史学研究指導演習Ⅰ」を再履修することになり、1年間の在学延長が確定します。歴史学専攻(博士後期課程)の履修について

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