▼▼▼▼▼-3-研究テーマの提出と指導教員の決定「研究計画書」の作成・提出「研究計画書」に基づき個人研究テキスト履修、スクーリング履修を通じて研究内容に沿った学習やその周辺領域の学習を重ね、専門性を高めていきます。スクーリングの受講は、他の学生同士の人的交流・情報交換の場として、学習意欲を高める絶好の機会となります。また、指導教員に面談指導を申込むこともできます。研究が進むと、中間発表会等に参加し、研究成果の一部を発表する機会があります。ここでは各自の研究内容に対して、専攻の教員や他の学生から意見交換、質疑応答等を行います。周辺領域の分野から積極的な提案、提起を行うことは、在宅での研究に閉鎖的、孤立的、自己偏重になりがちな各個人の研究活動を、広い視野から見つめ直し、新たな方向性を発見したり、共同研究や学術論文への投稿につながる契機となることでしょう。「草稿」の作成・提出「修士論文」作成・提出口頭試問所定の時期(入学手続き時に指示)に、各々の研究対象や課題に則して「研究テーマ」を作成し、提出します。提出された「研究テーマ」に基づき指導教員が決定します。指導教員が決まると、その指導のもと、より具体的な「研究計画書」の作成にかかります。作成には、指導教員との面談指導のやり取りが重要となります。「研究計画書」に基づく個人研究を進め、「草稿」の作成にとりかかります。「草稿」は清書論文を想定した内容・分量となりますが、「草稿」を作成・提出→指導教員による添削・面談指導→「草稿」の再提出…といった過程を経ることで、質的に高い論文完成への下地となります。特に精度の高い論文を書き上げるためには、指導教員との面談指導が重要です。「草稿」を提出し、「修士論文・課題研究」としての内容が認められ、かつ修了要件となる所定の単位を修得する見込みがある場合は、清書の許可が与えられます。「修士論文・課題研究」の分量は40,000字程度が基準となりますが、専攻ならびに指導教員の判断によりその内容が増減する場合もあります。また、論文と共に、補助資料並びに今後の当該論文の検索の便を図るために、1,000字程度の「論文要旨」の添付が義務付けられます。「修士論文・課題研究」を所定の期日までに提出後、口頭試問を実施します。口頭試問での修士論文・課題研究の審査は、指導教員を含めた3名の審査員が行います。学習支援システム「B-net」を利用して面談指導の申込みや「研究計画書」、「草稿」等の提出を行うことが可能です。 研究から提出まで2ヵ年をもって取り組みます。広い視野に立つ精深な学識と、その専攻分野において有する高度な研究能力を立証することが要求されます。なお、本学大学院では「修士論文」「課題研究」は単位化せず、所定の修了単位とは別に課します。修士論文・課題研究作成のイメージ
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