『佛大大学院ガイド2023』
9/36

 仏教学専攻修士課程 ※ 次の1)から4)をすべて満たす者に「修士(文学)」を授与する1)知識1.浄土学・仏教学・仏教文化のうち、いずれか一つの専門領域に関する高度な専門知識を持っている2.専門領域以外で、近接する関連領域に関する高度な専門知識を持っている3.専門領域に関連して有すべきインド・中国・日本の仏教に関わる学際的知識を持っている2)研究技能1.研究遂行の基礎となる文献を読解するために必要な語学力を備えている2.研究遂行に必要な資料収集・分析能力、および研究成果を整理・発信する能力を備えている3)独創性1.専門領域ならびに近接する関連領域の研究状況を正しく把握した上で、当該研究の目的・意義を正確に位置づける能力を備えている2.専門領域において、当該研究を明確な独自性あるいは独創的な研究方法に基づいて遂行し、その成果を修士論文としてまとめる能力を備えている4)総合力1.当該研究を専門領域だけではなく、近接する関連領域の研究状況や研究成果と照らし合わせた上で独創的に遂行し、その成果を一定の水準に到達した研究として修士論文にまとめる総合的な能力を備えている博士後期課程 ※ 次の1)から4)をすべて満たす者に「博士(文学)」を授与する1)知識1.浄土学・仏教学・仏教文化のうち、いずれか一つの専門領域に関する高度な専門知識を持っている2.専門領域以外で、近接する関連領域に関する高度な専門知識を持っている3.専門領域に関連して有すべきインド・中国・日本の仏教に関わる学際的知識を持っている2)研究技能1.研究遂行の基礎となる文献を読解するために必要な語学力を備えている2.研究遂行に必要な資料収集・分析能力、および研究成果を整理・発信する能力を備えている3)独創性1.専門領域ならびに近接する関連領域の研究状況を正しく把握した上で、当該研究の目的・意義を正確に位置づける能力を備えている2.専門領域において、当該研究を明確な独自性あるいは独創的な研究方法を採用し、学術論文を作成し、広く学界に貢献する能力を備えている4)総合力1.当該研究を専門領域だけではなく、近接する関連領域の研究状況や研究成果と照らし合わせた上で独創的に遂行し、その成果を一定の水準に到達した研究として学術論文をまとめる総合的な能力を備えている 文学専攻修士課程 ※ 次の1)から4)をすべて満たす者に「修士(文学)」を授与する1)知識1.日本、中国、英米の言語・文学・思想・文化のうち、いずれか一つの専攻領域に関する高度な専門的知識を持っている2.日本、中国、英米の言語・文学・思想・文化のうちで専攻する領域以外において、一定の専門的知識を持っている2)研究技能1.研究遂行の基礎となる文献を読解するために必要な言語能力を備えている2.研究遂行に必要な資料の収集とその分析の能力、および研究成果を整理・発信する能力を備えている3)独創性1.専攻領域ならびに関連領域について、先行研究の状況を正しく把握した上で、自らの研究の目的・意義を正確に位置づける能力を備えている2.専攻領域において、独自の観点から研究テーマを設定して研究を遂行し、その成果を修士論文としてまとめる能力を備えている4)総合力1.専攻領域における先行研究の状況や成果を正確に把握し、自らの研究を、これとの関連性を明確にしつつ、独自性をもったものとして総合し、修士論文としてまとめる能力を備えている2.自らの研究を、専攻領域だけでなく近接する関連領域の研究状況や研究成果とも照らし合わせ、多角的な視点をも有するものとする能力を備えている博士後期課程 ※ 次の1)から4)をすべて満たす者に「博士(文学)」を授与する1)知識1.日本、中国、英米の言語・文学・思想・文化のいずれかの領域に関して、すぐれて高度な専門的知識を持っている2.専攻領域のみならず、近接する関連領域に関しても広範な学際的知識を持っている2)研究技能1.研究の対象となる文献を解読するために必要とされる言語能力を備えている2.研究遂行に必要な資料の収集とその分析の能力、および研究成果を整理・発信する能力を備えている3)独創性1.専攻領域ならびに近接する関連領域の研究状況を確実に把握した上で、自らの研究の目的・意義を正確に位置づける能力を備えている2.自らの研究が専攻領域において独創性を備えたものとなっている3.研究遂行のために真に独創的な研究方法が導入されている4)総合力1.自らの研究を、すぐれて独創的な内容を持ち、かつ独立した新しい研究として公表するに足る水準で遂行する能力を備えている2.自らの研究を、広範な領域にわたる専門的知識を応用して展開し、すぐれて高い水準で遂行する能力を備えている3.自らの研究を、上記の二点を踏まえながら博士論文としてまとめる能力を備えているつづく →※大学院の教育研究上の目的とカリキュラムポリシー、アドミッションポリシーは Webサイトに掲載しています。実践的な学問への展開歴史学に関する高度な教養を身につけた人(職業人や研究者)に求められるのは、理論と実務をつなぐことのできる実践的な能力、すなわち専門的・学術的な事項を利用可能な形で社会に広く発信できる能力です。そのために、フィールドワークなど体験型の学修や、史(資)料を情報源として取り扱う知識や実践的技能の修得、歴史情報として社会に発信する史(資)料や調査・研究の成果などを情報化するための学修を進めます。研究に必要な基礎能力や技能の涵養より広い視野から高度な歴史学の専門知識を習得し、独創的な研究方法を確立するために、歴史学に関する高度な専門知識と学際的な知識、専門領域や近接関連領域の研究状況・研究到達点や研究成果を踏まえて、文献読解の高度な語学力と史資料の収集・分析などの研究技能、専門的な研究の視点、分析・総合の方法、立論の方法を学修し、歴史学に関する視野の広がりや研究的思考の深化を図ります。ディプロマポリシー(学位授与の方針)7

元のページ  ../index.html#9

このブックを見る