『佛大大学院ガイド2023』
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仏教学、文学、歴史学の3専攻を設置。通学課程と通信教育課程の相互履修制度も設けています。文学研究科長曽和義宏文学研究科 文学研究科は、仏教学専攻・文学専攻・歴史学専攻の3専攻で構成されており、50数名の教員を擁しています。通学課程おいては、全ての専攻に修士課程・博士後期課程を設置しています。また通信教育課程においては、全専攻に修士課程を、仏教学専攻と歴史学専攻において、博士後期課程を設置しています。文学専攻には、日本文学系・中国文学系・英米文学系の3つの学系から、主要専攻を選択して学ぶことができます。 通学課程・通信教育課程ともに同じ教授陣が指導に当たっており、いずれの専攻も、学問領域、開講科目、指導内容もほぼ同一です。通学課程・通信教育課程の相互履修も可能です。 現在では、生涯学習社会の実現のためにさまざまな施策が推進されており、大学院において研究を進めたいと希望する方たちに、広く門戸を開くことが要請されています。 その要請に応えるために、本研究科では高度な教養と専門知識を身につけた研究者を養成するコースと、専攻によっては高度教養人、高度専門職業人の養成を目的としたコースを設置しています。 修士課程においては、いずれのコースにおいても、一定の科目を履修した上で修士論文を提出し審査に合格すれば修士の学位を取得できます。研究者を目指す人は、修士の学位を取得して博士後期課程に進学し、博士の学位を取得するために研究を継続していきます。 各専攻とも、修士課程においては、専門知識と研究技能を身に付ける科目とともに、複数の教員による集団指導を行う科目「研究指導演習」を設けて、修士論文の完成に至るまでの研究指導を行っています。博士後期課程も同様に、博士課程修了論文の完成に至るまでの集団指導体制を取っています。通信教育課程においては、常時の集団指導の代替として中間発表会を開催し、その際に複数教員の研究指導を受けられるように図っています。4

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