『佛大大学院ガイド2023』
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建学の理念 佛教大学大学院は、1967年に文学研究科を設置して以来、人材養成の根幹に建学の理念である仏教精神を据え、より専門性の高い研究者の育成と、高度専門職業人の養成、さらに、最新の知見を得つつ専門分野の深い知識とライフワークの一環として学ぼうとする生涯学習者の受け入れなど、多様な目的に応える高等教育機関として発展してまいりました。1999年には全国の大学に先駆け、通信教育課程にも大学院を設置し、通学と通信教育の両課程において高度な専門教育とそれに基づく人材養成を行っております。 現在は、4研究科7専攻の体制で、充実した教授陣を配し、指導教員を中心に、隣接分野の教員との集団指導体制を構築し、きめ細かな研究指導を通して、学生の研究目的の達成に向けた研究支援を展開しています。 大学院における研究活動は、大学院生と教員の緊密な指導関係の中で進められていくことを基本としているため、新型コロナ感染症を巡る現状は佛教大学大学院においても大きな問題を投げかけています。しかし、通信教育課程の大学院を有する本学は、これまでに培ってきた教育方法やノウハウを活用し遠隔授業と対面授業をハイブリッドに組み合わせることにより、通学と通信教育の両課程ともに、感染症体策に十分留意しつつ、高度な研究を継続することが可能な体制を整えています。 通学課程も通信教育課程も、研究するという意味ではそこに違いはありません。自分に最適の課程を見つけだし、研究者や、高度専門職業人への道、または専門性の高い生涯学習の展開を目指して、ぜひ、佛教大学大学院で研究の楽しさを味わうとともに、高度な専門知識の修得に挑戦してください。学長 伊藤真宏佛教大学学則(抜粋)第1条本学は学校教育法(昭和22年法律第26号)に基き、仏教精神により人格識見高邁にして、活動力ある人物の養成を目的とし、世界文化の向上、人類福祉の増進に貢献することを使命とする。佛教大学は、学則第1条に示す通り仏教精神を建学の理念とし、大学の責務である「人材養成」を目的とし、「教育」「研究」「社会貢献」の三領域において、仏教精神に基づく多様な活動を行いながら、世界文化の向上と人類福祉の増進に貢献することを使命として、これを達成するために相応しい教育研究組織を設置しています。

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