『大学院ガイド2022』
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建学の理念沿革1870 (明治3)年   知恩院山内に仮勧学場を開設。1898 (明治31)年   佛教専門学校の前身、浄土宗学本校のうち、   高等専門科を浄土宗専門学院と称する。1912(明治45)年   専門学校令による「高等学院」を設置〈開学〉。1913(大正2)年   名称を佛教専門学校と改める。1949(昭和24)年   学制改革に伴い佛教大学を設立。   仏教学部仏教学科を開設。1953(昭和28)年   通信教育課程(関西で最初の正規の通信制大学)を開設。1962(昭和37)年   仏教学部に仏教福祉学科(社会福祉学科の前身)を開設。1965(昭和40)年   仏教学部を文学部に改組し、国文学科を開設。   仏教福祉学科を社会福祉学科に改称。1966(昭和41)年   文学部に史学科開設。1967(昭和42)年   社会学部社会学科、社会福祉学科(文学部より移行)を開設。   大学院文学研究科に仏教学専攻、浄土学専攻を開設。1968(昭和43)年   文学部に教育学科を開設。1971(昭和46)年   文学研究科に日本史学専攻、東洋史学専攻を開設。   社会学研究科社会福祉学専攻を開設。1973(昭和48)年   社会学研究科に社会学専攻を開設。1975(昭和50)年   文学部に英文学科を開設。 1981(昭和56)年   文学研究科に国文学専攻を開設。1986(昭和61)年   文学部に中国文学科を開設。 1987(昭和62)年   文学研究科に英米文学専攻を開設。 1989(平成元)年   教育学部教育学科(文学部より移行)、社会教育学科を開設。   社会学部に応用社会学科を開設。1991(平成3)年   文学研究科に仏教文化専攻を開設。1993(平成5)年   文学研究科に中国文学専攻を開設。   教育学研究科生涯教育専攻を開設。1999(平成11)年   通信制大学院を開設(修士課程)2000(平成12)年   教育学部に臨床心理学科、社会学部に健康福祉学科を開設。2001(平成13)年   国文学科を日本語日本文学科、   中国文学科を中国語中国文学科、   英文学科を英語英米文学科に名称変更。2002(平成14)年   教育学研究科に臨床心理学専攻を開設。2003(平成15)年   通信教育課程に博士後期課程(文学研究科仏教学専攻、   日本史学専攻)を開設。2004(平成16)年   学部・学科を再編し、4学部8学科を開設。2006(平成18)年   保健医療技術学部理学療法学科、作業療法学科を開設。   社会福祉学研究科社会福祉学専攻を開設。2010(平成22)年   文学部を改組し、日本文学科、中国学科、英米学科に再編。   仏教学部仏教学科を開設。   歴史学部歴史学科、歴史文化学科を開設。2011(平成23)年   二条キャンパス開校。2012(平成24)年   開学100周年。   保健医療技術学部に看護学科を開設。2015(平成27)年   大学院文学研究科を改組し、仏教学専攻、文学専攻、   歴史学専攻に再編。 佛教大学大学院は、1967年に文学研究科を設置して以来、人材養成の根幹に建学の理念である仏教精神を据え、より専門性の高い研究者の育成と、高度専門職業人の養成、さらに、最新の知見を得つつ専門分野の深い知識とライフワークの一環として学ぼうとする生涯学習者の受け入れなど、多様な目的に応える高等教育機関として発展してまいりました。1999年には全国の大学に先駆け、通信教育課程にも大学院を設置し、通学と通信教育の両課程において高度な専門教育とそれに基づく人材養成を行っております。 現在は、4研究科7専攻の体制で、充実した教授陣を配し、指導教員を中心に、隣接分野の教員との集団指導体制を構築し、きめ細かな研究指導を通して、学生の研究目的の達成に向けた研究支援を展開しています。 大学院における研究活動は、大学院生と教員の緊密な指導関係の中で進められていくことを基本としているため、新型コロナ感染症を巡る現状は佛教大学大学院においても大きな問題を投げかけています。しかし、通信教育課程の大学院を有する本学は、これまでに培ってきた教育方法やノウハウを活用し遠隔授業と対面授業をハイブリッドに組み合わせることにより、通学と通信教育の両課程ともに、感染症体策に十分留意しつつ、高度な研究を継続することが可能な体制を整えています。 通学課程も通信教育課程も、研究するという意味ではそこに違いはありません。自分に最適の課程を見つけだし、研究者や、高度専門職業人への道、または専門性の高い生涯学習の展開を目指して、ぜひ、佛教大学大学院で研究の楽しさを味わうとともに、高度な専門知識の修得に挑戦してください。学長 伊藤真宏佛教大学学則(抜粋)第1条本学は学校教育法(昭和22年法律第26号)に基き、仏教精神により人格識見高邁にして、活動力ある人物の養成を目的とし、世界文化の向上、人類福祉の増進に貢献することを使命とする。佛教大学は、学則第1条に示す通り仏教精神を建学の理念とし、大学の責務である「人材養成」を目的とし、「教育」「研究」「社会貢献」の三領域において、仏教精神に基づく多様な活動を行いながら、世界文化の向上と人類福祉の増進に貢献することを使命として、これを達成するために相応しい教育研究組織を設置しています。

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