○『大学院ガイド2021』納品データ
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文学専攻各時代の国文学、国語学、書道文化の教育・研究に専任の教員を配置しています日本文学系では、上代から近・現代に至る各時代の日本文学および日本語学、書道文化、仏教文学に関する精深な学識の修得に努めることを目的とし、上代、中古、中世、近世、近・現代、日本語学、書道文化の各専門分野に専任の教員を揃えて指導にあたります。特に、近・現代の担当者は4人おり、小説、詩歌、評論、アニメなど幅広い研究領域をカバーしています。中国に関する幅広く、かつ専門的な知識を有し、日中の交流に貢献できる人材を養成します中国文学系では、古典から近現代に関する資料に拠って、文学のみならず、さまざまな分野にアプローチできるカリキュラムが特徴。各分野に関する専門知識を獲得し、その後に各自が専攻領域の研究を深めていきます。中国に関する幅広く、かつ専門的な知識を有し、21世紀における日中の交流に貢献できる人材の養成を目指しています。英語力の向上に努め、英米文学、英語学、英語教育の研究を促進します英米文学系では、主に英米の文学作品の中から詩、小説、戯曲、評論などを研究する文学研究と英語という言語を対象とする英語学研究に分けることができます。英語教育に関する科目も開設しています。研究で扱うものは英語で書かれた文献が中心です。英語を使って話す・聞くといった能力も高めることができます。専門知識の習得だけではなく、実用的英語能力をさらに高めようと考えている人にとっても有効な学習の場を提供しています。修士課程/博士後期課程通学課程通信教育課程修士課程文学研究科 社会の変化に対応して、文学専攻では、研究者養成だけでなく、広い視野をもつ高度専門職業人や高度教養人の養成にも重点を置きます。そのために、組織・入試・カリキュラムの3つにおいて(1)組織においては、下位区分として日本文学系、中国文学系、英米文学系の3つの学系を置いています。(2)入試においては、面接を重視します。(3)修士課程のカリキュラムは、文学専攻という大枠の下で、3つの学系の科目が体系的に用意されています。また、文学専攻として、4つの共通の基礎科目や、7つの専攻共通科目を用意したうえで、さらに、3つの学系から1つを主専攻に選んだ院生が、他の学系の科目をも学修できるよう制度的にも保証しています。博士後期課程(通学課程)のカリキュラムの必修科目は、「文学研究指導演習」の3年間で6単位のみです。「文学研究指導演習」は1年間に2回、2日間(4コマ×2日間×2回)の集中講義形式で行います。日本・中国・英米の言語・文学・思想・文化に関する専門的知識を修得。広い視野をもつ高度専門職業人や高度教養人の養成、生涯学習を含む様々な学習機会の提供にも重点を置いています。POINT6

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