○『大学院ガイド2021』納品データ
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建学の理念沿革1870 (明治3)年   知恩院山内に仮勧学場を開設。1898 (明治31)年   佛教専門学校の前身、浄土宗学本校のうち、   高等専門科を浄土宗専門学院と称する。1912(明治45)年   専門学校令による「高等学院」を設置〈開学〉。1913(大正2)年   名称を佛教専門学校と改める。1949(昭和24)年   学制改革に伴い佛教大学を設立。   仏教学部仏教学科を開設。1953(昭和28)年   通信教育課程(関西で最初の正規の通信制大学)を開設。1962(昭和37)年   仏教学部に仏教福祉学科(社会福祉学科の前身)を開設。1965(昭和40)年   仏教学部を文学部に改組し、国文学科を開設。   仏教福祉学科を社会福祉学科に改称。1966(昭和41)年   文学部に史学科開設。1967(昭和42)年   社会学部社会学科、社会福祉学科(文学部より移行)を開設。   大学院文学研究科に仏教学専攻、浄土学専攻を開設。1968(昭和43)年   文学部に教育学科を開設。1971(昭和46)年   文学研究科に日本史学専攻、東洋史学専攻を開設。   社会学研究科社会福祉学専攻を開設。1973(昭和48)年   社会学研究科に社会学専攻を開設。1975(昭和50)年   文学部に英文学科を開設。 1981(昭和56)年   文学研究科に国文学専攻を開設。1986(昭和61)年   文学部に中国文学科を開設。 1987(昭和62)年   文学研究科に英米文学専攻を開設。 1989(平成元)年   教育学部教育学科(文学部より移行)、社会教育学科を開設。   社会学部に応用社会学科を開設。1991(平成3)年   文学研究科に仏教文化専攻を開設。1993(平成5)年   文学研究科に中国文学専攻を開設。   教育学研究科生涯教育専攻を開設。1999(平成11)年   通信制大学院を開設(修士課程)2000(平成12)年   教育学部に臨床心理学科、社会学部に健康福祉学科を開設。2001(平成13)年   国文学科を日本語日本文学科、   中国文学科を中国語中国文学科、   英文学科を英語英米文学科に名称変更。2002(平成14)年   教育学研究科に臨床心理学専攻を開設。2003(平成15)年   通信教育課程に博士後期課程(文学研究科仏教学専攻、   日本史学専攻)を開設。2004(平成16)年   学部・学科を再編し、4学部8学科を開設。2006(平成18)年   保健医療技術学部理学療法学科、作業療法学科を開設。   社会福祉学研究科社会福祉学専攻を開設。2010(平成22)年   文学部を改組し、日本文学科、中国学科、英米学科に再編。   仏教学部仏教学科を開設。   歴史学部歴史学科、歴史文化学科を開設。2011(平成23)年   二条キャンパス開校。2012(平成24)年   開学100周年。   保健医療技術学部に看護学科を開設。2015(平成27)年   大学院文学研究科を改組し、仏教学専攻、文学専攻、   歴史学専攻に再編。 佛教大学大学院は、1967年に文学研究科を設置して以来、人材養成の根底に仏教精神を据え、より専門的な知識を有する研究者の養成、高度専門職業人の養成、さらには新たな知見を学修して専門分野に関する知識をより深め人生哲学を得ようとする生涯学習者の支援など、多様な目的を掲げ、その実現に努めてまいりました。1999年には全国の大学で初めて通信教育課程にも大学院を設置し、通学・通信教育という二つの課程において、高度な専門教育と、それに基づく人材養成とを展開しております。 この大学院の内容をさらに充実させ、時代のニーズに的確に応えるべく、2015年度からは4研究科7専攻からなる新たな大学院体制をスタートさせました。新体制においては、カリキュラムについても見直しを行い、通学課程・通信教育課程ともに充実した教授陣を配置し、指導教員を中心として、きめ細かな研究指導を可能とする集団指導体制を構築し、研究の継続・推進に向けた支援を行っています。 また、通信教育課程の大学院は、通学のための時間的・地域的な制約を受けないで、生涯学習やリカレント教育を推進できるといった、時代の要請に応える新しいタイプの大学院であります。ともすれば孤立しがちな大学院生の学修や研究を積極的に支援するために、集団指導体制の確立や学習相談の制度、webによる学習サポートシステムなど、多様な指導・支援体制も用意しております。 こうした学修支援システムを有効に活用しながら、研究者への道、高度専門職業人への道、さらには生涯学習の継続の道を、力強く歩んでいただきたいと思います。学長田中典彦佛教大学学則(抜粋)第1条本学は学校教育法(昭和22年法律第26号)に基き、仏教精神により人格識見高邁にして、活動力ある人物の養成を目的とし、世界文化の向上、人類福祉の増進に貢献することを使命とする。佛教大学は、学則第1条に示す通り仏教精神を建学の理念とし、大学の責務である「人材養成」を目的とし、「教育」「研究」「社会貢献」の三領域において、仏教精神に基づく多様な活動を行いながら、世界文化の向上と人類福祉の増進に貢献することを使命として、これを達成するために相応しい教育研究組織を設置しています。

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