佛教大学通信教育課程[大学案内2025]DB用
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史料に即した文献史学研究の方法を体得基礎的学習と関連型学習のハイブリッド歴史、地理、古文書学など、基礎的学習に必要な科目を配置し、また、交渉・交流史、政治文化史などの関連科目の学習を通して、歴史学研究の基礎的な資質の向上を徹底して図ります。対象を総合的な視点で捉えるスクーリング履修佐古 愛己 教授〈科目名〉京都学入門1I日本史コースI西洋史コースI東洋史コース歴史学部16古代から近現代までの中国(大陸王朝)史や朝鮮半島の歴史を取り扱います。日本との対外交渉史なども、よくテーマに挙げられます。【資格】●博物館学芸員●社会教育主事(任用資格)●図書館司書●学校図書館司書教諭●学校司書教育研究上の目的と3つのポリシー最も進学者の多いコースです。扱う時代や、専門分野は全く自由で、古代から近現代まで、さまざまなテーマに取り組むことができます。広く世界全域に目配りしながら、研究・教育を行います。主に欧米を対象に、古代から近現代までをカバーしています。【教員免許状】●中学校「社会」●高等学校「地理歴史」●高等学校「公民」●特別支援学校歴史学の研究は、文献史料に即して行うことが基本です。学説を鵜呑みにしたり、固定観念にとらわれたりすることなく、史料の読み方や分析などを通じて自分自身で対象を掘り下げる方法を学びます。日本、東洋、西洋など各対象地域を、個々に分断して捉えるのではなく、世界史の枠組みの中で、総合的な視点から捉える見方を養います。千年の都・京都は、日本の政治・経済・文化の中心地として繁栄を極めるとともに、さまざまな問題も抱えてきました。古代・中世の京都において、人々は如何なる問題に直面し、克服してきたのでしょうか。この授業では、文献や絵巻等の史資料を紐解きながら、奥深い京都の歴史と地域的特色、さらには現在の日本や京都への影響について、受講生の皆さんと考えたいと思います。現在を知り、未来を考えるために欠かせない歴史の探究を行います。日本史、東洋史、西洋史の3つの領域から、政治、経済、思想、文化など広いテーマに沿って文献史料を読解し、歴史学の基礎理論を体得して歴史の流れを総合的に捉える力を身につけます。学びのポイントコース紹介取得できる教員免許状・資格教員が語る科目の魅力日本、東洋、西洋の視点から歴史にアプローチ歴史学科

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