佛教大学通信教育課程[大学案内2025]DB用
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仏教の変容のあり方を探る仏教の影響を受けた文化現象を学ぶ文献読解に必要な語学、歴史知識を習得絵画や彫刻といった視覚的な資料を活用テキスト履修坪井 剛 准教授〈科目名〉日本仏教史(鎌倉以降)I浄土・仏教コースI仏教文化コース仏教学部12伝来した地域の思想や文化に影響を与え、発展を促してきた仏教に関わる文化現象を、思想史、美術史、書誌学などに基づき研究します。文献以外の資料も研究対象として扱います。【資格】●浄土宗教師(浄土・仏教コースのみ)●博物館学芸員●社会教育主事(任用資格)●図書館司書●学校図書館司書教諭●学校司書教育研究上の目的と3つのポリシーアジア諸国でさまざまに展開した仏教の思想や、浄土宗の思想・歴史を研究します。経典などの文献資料の読解を中心として、仏教や浄土宗の根本思想を学びます。【教員免許状】●中学校「社会」●高等学校「地理歴史」●高等学校「公民」●中学校・高等学校「宗教」●特別支援学校仏教が、時代の変遷や風土・文化の違う地域を通過することでどのように変容したのか、変わらない要素は何か。これらの問いを、文献の読解を中心として研究していきます。仏教は伝来した地域に住む人々の精神文化に大きな影響を与え、それが思想・美術・文学として発展していきました。それら仏教に関わる多様な文化現象も研究の対象としています。浄土・仏教コースでは、仏教や浄土宗の文献をじっくりと読解することにより研究を進めます。そのために必要となる、語学や歴史などの基礎知識を得るための講義を用意しています。仏教文化コースでは、文献だけでなく、彫刻や絵画も研究資料となります。美術作品としてではなく、仏教思想との関わりや歴史的視点から鑑賞するための知識を身につけます。鎌倉時代から江戸時代にかけて、日本の仏教がどのように展開していったのか、思想的な側面を中心に学びます。「葬式仏教」とも言われる現在の仏教がどのように形成されてきたのか、仏教と日本の「神」との関係がどのように変化していったのか、というテーマも含まれており、日本仏教を考えていく上での基礎的な知識が習得できるはずです。インドにおいて釈尊(ゴータマ・ブッダ)によって開かれた仏教。この思想と、法然上人によって開かれた浄土宗の思想を中心に、経典などの文献や、美術・芸能・文学作品などを通して、仏教の思想や歴史、文化現象を学びます。学びのポイントコース紹介取得できる教員免許状・資格教員が語る科目の魅力仏教の思想や歴史、文化現象を学ぶ仏教学科

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