佛大通信ちょっと読み2018年01月号
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仏教学部仏教学科浄土・仏教コース卒業増山 健二 はじめに 私はお寺の生まれではなく、お寺様に縁戚があるわけでもない在家の出身者ですが、仏教の教え、法然上人の教えを深く学びたいと考え佛教大学仏教学部に入学、伝宗伝戒を成満して2015年9月に卒業致しました。浄土宗教師の資格取得を目指して本学に入学された皆さんに、私の体験が参考になればと思います。 学習計画 伝宗伝戒(加行)入行と卒業という2つの目標があると思いますが、それぞれの目的についてしっかりとした学習計画の設定が必要です。『入学要項』に3年次編入学者用の履修モデルが掲載されていますので最新版をご確認下さい。入学後、浄土宗教師資格の科目別履修登録を終えると7月と2月にオリエンテーションが開催され、履修計画に関して詳しく説明して頂けますので、必ず出席して、その時に不明な点は相談し、履修モデルを参考にしてしっかりと自身の計画を立てて下さい。また通信事務局にお願いして学習計画についての面談を受けることも可能です。 テキスト履修 まずは加行入行資格科目を優先しました。私は仕事との兼ね合いもあり、1カ月に複数科目の履修は難しいと考え、毎月1科目のリポート提出と翌月の科目最終試験の受験を生活の一部として組み込み、全単位取得するまでほぼ途切れることなく継続しました。 リポート作成は、何よりシラバスを熟読することです。書き方のポイントは、課題に求められていることが理解できていること、一つの論文としての体裁が整っていること、必要なキーワードが網羅されていること、論理的・つまり話の辻褄があっていること、自分の言葉で述べられていることです。記述方法は『論文作成のしおり』が参考になります。そしてリポートを書き上げても、もう一度シラバスを読み返してみてください。課題に求められている内容とのズレや述べられていないキーワードが見つかるはずです。リポート不合格となった時は、先生のコメントをしっかりと読んで、自分のリポートと求められている内容との違いを把握して再提出して下さい。 科目最終試験対策としては、シラバスにある学習の要点と過去の試験問題を研究して自分なりの模擬問題と模範解答を作成してみることです。そして必ずその科目・模擬問題に必要とされるキーワードをしっかりと押さえ、体裁を整えて適切な文字数で述べられるようにして下さい。科目最終試験に関してはテキストの範囲で述べられれば十分だと思います。 入学してから初回のリポート提出までは、なかなか踏ん切りがつかず、ついつい先延ばしにしてしまうものですが、しっかり腹をくくって、まず1科目提出することから始めて下さい。 スクーリング こちらも加行入行資格科目を優先しました。日程が重複している科目や連続した日程などで調整が難しいかと思いますので、まず履修モデルを参考に、早めに受講計画を立てて休暇の申請や宿泊の手配をしておきましょう。自宅のテキスト履修で一人悩み続けている中にあって大学での受講は新鮮で刺激的です。シラバスをしっかりと読んで、事前配布の資料に目を通し、課題があれば準備し、できれば参考資料にも触れておきましょう。そして講義中はしっかりとメモをとって疑問点は積極的に質問し、休憩

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